国産ビールの歴史について

今年もあちこちで忘年会が開かれる時期になりましたが、会場でよく目にするのがキンキンに冷えた美味しそうなビールの姿。

忘年会の他にも、お祝いの場から夏のビアガーデン、家での晩酌等、あらゆる場面で一般的に飲まれるこの飲み物ですが、一体いつから日本人に飲まれ始めたものなのでしょうか。
日本で初めてのビール醸造所は、1870年にアメリカ人コープランドによって横浜の山手居留地に作られました。この頃は主に外国人向けに製造、販売しており、日本人にはまだ馴染みのない飲み物でした。

日本人で初めてビール醸造・販売を行ったのは渋谷庄三郎。明治5年に大阪で本格的に事業を開始します。そこから甲府、札幌と次々に醸造所が創設され、文明開化と共にビールは日本人の間に広がりました。

ただ、この頃はまだ一般家庭でのまれることはほとんどない高級品。一般で楽しまれるようになったのは大正時代に入ってからで、日本中に次々と新しいビール工場が設立されました。